こんにちは!好奇心おばけのかわそん (@KKohey4)です!

本記事の内容
- 今の中高生のプログラミングレベルがわかります。[比較あり]
- 今後の大人のポジションについても説明します。
この記事を書いている僕は、Life is Tech!という中高生向けプログラミング会社で、大学生メンターとして働いています。
都市圏や地方など回って、1年間で50人以上にWebサービスの作り方を教えています。
普段から中高生と関わっているので、今回お伝えするお話はある程度の信頼性があるかなと思います。
目次
[2019年版]中学生・高校生のプログラミングレベルを紹介します。
結論から。
中学生は
- 全体的に初心者が多い。
- トップ層はAWSインスタンスのチューニング、LINEbotサーバー立てられる
という感じで、
高校生は
- 全体的にパソコンはまあまあ触れる
- トップ層はTwitterのバックアップサービス作ったり、React,Vueなどの先端技術も持っている
という印象ですね。
説明します。
※説明が僕の担当しているweb系の視点になることはご了承ください。
中学生のプログラミングレベル
全体的にプログラミングに関しては初心者が多いなという印象です。
だからhtml,cssとは何か?というステップからですね。
中には、拡張子がわからずに.htmlのところをランダムな文字列 .aaa にしていたこともあります。
ただ中にはAWSを使いこなすレベルの子もいるのは確かです。
高校生のプログラミングレベル
もちろん初心者もいますが、ITに対しては抵抗がない人が多いです。パソコンも「エンターってどれ?」という感じにはならないです。
ちょうどデジタルネイティブと言われている世代なので、学校でも触る機会が多いのかもしれませんね。
トップ層は最新の技術をフォローして、Twitterバックアップサービスとか、React,Vueを平気で使いこなします。
余談: プログラミングに関わる機会は家庭で大きく変わります。
本題とは少しそれますが、中高生がプログラミングに関わる機会は、家庭の状況で大きく変わるというのはあるかなと。
というのは、親世代がITに親しんでいない人が多いので、子供に自分の知らないことをやらせるのか、それともやらせないのかで2つに分かれてるんですよね。
例えば僕はたまに個人塾に物理を教えに行くことがあるのですが、「普段プログラミングやってます」っていうと、

一方で、僕がコンスタントにプログラミングを教えている中高生は、みんな聞いたことのある一貫校が多いんですよね。
子供にとって親ってかなり大きい存在なので、親のITへの向き合い方がもろに影響している印象ですね。
僕たち大人のプログラミング分野での立ち位置は?
さて、本題に戻ります。
こういうレベル感の中高生がこれから進出してくる中で、僕たち大人がプログラミングでどのようなポジションをとればいいのか。
結論はエンジニアとして働くのもフリーランスとして働くのもアリですし、プログラミングを教える側に回るのもブルーオーシャンです。
エンジニアとかフリーランスは、需要高いので能力があれば問題なしです。
教える側に回るっていうことについて補足すると、ほんとうに人数が足りていないんですよね。
僕も自分が休みをもらう時に、Webサービス開発を教えられる代わりの人を探すのにめちゃ苦労しています。
・エンジニアとして実務ベースの知識を持って働く
・フリーランスとして働く
・教える側に回る
っていうような、年数や経験を強みにした選択肢を取るのがいいかなと考えれます。
デジタルネイティブとの差別化を考えよう
記事のポイントをまとめておきます。
- 中学生は初心者多めです。
- 高校生はITになれていて、トップは情報への向き合い方や使い方も上手いです。
- ITと関わる機会は、家庭状況で大きく左右します。
- 単なる技術じゃなくて、実務ベースの武器が有効です。
- 教える立場も足りないので、狙い目
という感じです。
たぶん、公式にIT教育を受ける機会ができると、デジタルネイティブの能力はまた変わるかなと。
それがポジティブかはわかりませんが、プログラミングだけでポジションを取れるうちにとっておいた方がいいのは確かですね。
とださん(@KKohey4)がこう言っているように、専門性とプログラミングの掛け算が当たり前になったらツライですので。
ということで今回は以上です。
この記事が少しでも中高生のレベル感を掴んだり、今後のポジション取りの参考になれば幸いです。