プログラミング教育に1年関わってみて気づいた事[大学生なりに比較]

こんにちは!好奇心おばけのかわそん (@KKohey4)です!

プログラミングの将来が気になる人
「今の中高生の世代が、大人になる10年後くらいの、プログラミングの未来が気になります。たぶん、そのヒントが、今のプログラミング教育にあると思うのですが、具体的にどんな風に教えられていて、どれくらいの力を持っている子供達がいるのか、教育に関わっている人から聞いてみたいです。」
このような疑問を解決します。

本記事の内容。

  • プログラミング教育に近い距離から関わってみた人の、率直な印象がわかります。
  • 今の中高生の、リアルなプログラミングの力がわかります。

この記事を書いている僕は、Life is Tech!という企業で、メンターとして、年間50人ほどの中高生にプログラミングを教えています。初心者も、経験者も含めて、たくさん関わってきて、気づいたことがそれなりにあるので、その体験に基づいて書きますね。

プログラミング教育に1年関わってみて気づいた事[大学生なりに比較]

結論は

  • 脱初心者0→1のハードルは、思いの外高いです。[キソの認識がずれてます]
  • プログラミング教育の機会格差が大きい[比較アリ]
  • 最初は、体験 > 知識でいい ←成功体験の獲得

です。説明しますね。

脱初心者0→1のハードルは、思いの外高いです。[キソの認識ずれ]

だいたい、5日間1セットでWebサービス開発やWebデザインを教えてみると、0→1のハードルは思いの外高くて、1→2以降はラクです。

というのは、プログラミング初心者の段階での常識って、経験者が想像する常識とは、だいぶ違うんですよね。

例えば、

初心者
「すみません、好きな画像をダウンロードして、このフォルダに入れたんですけど、表示されません。。。」

と言われると、

経験者
(あ、パスが間違ってるか、スペルミスしてるか、キャッシュだろうなぁ)

と思うかもしれませんが、実際は、拡張子はなんでもいいと考えていたらしく、".aaa"として、保存していたことが原因でした。

考えてみると、こういう基礎ルールも、意識していなかったり、教わる機会がないと、中高生の「常識」にはならないんですよね。

経験者のとっての「基礎」と、初心者にとっての「常識」には、根本的なズレが起きるものなで、教えるときはこういうことも意識すべきかなと。

プログラミング教育の機会格差が大きい[比較アリ]

今は義務教育にはなりきっていない状態ですが、「プログラミング教育」への、親の考え方次第で、子供のチャンスがガラリと変わっているなと。

例えば、僕が教えてきた中高生は、灘や田園調布、海外高校などのいわゆる「いいところ」の育ちの人が多いのですが、一方で、たまにバイトしている塾の中学生にプログラミングの話をすると、「親からやめときって言われた」と9割言われます。

子供が判断に迷っている時に、ポンと背中を押すタイプと、止めるタイプの親で、子供の可能性がかなり左右されているなと感じます。

最初は体験 > 知識でいい ←成功体験の獲得が大切です。

もともとモチベーションがある大人ならまだしも、右左もわからない状態の中高生に、プログラミングの知識を押し付ける形で教えると、他みたいに、「つまらない教科」に並んでしまいます。

いわゆる、しっかり者ほどやりがちですが、知識ばかり重視すると、プログラミングの場合はキリがないです。

やっぱり、「動いた!」という体験から入ることが、長期的に自走して開発するには必要だなと。

このあたりの、「完璧主義からの脱出」という話は、こちらでも書いてあるので、ぜひどうぞ。
>>プログラミング初心者の挫折を防ぐ3つの方法

実際の中高生のプログラミング力はどれくらい?

結論は、完全に二分化されている印象です。つまり、初心者の層と熟練層が分かれていて、真ん中が少ないという感じですね。

実際の実力としては、高校生ながらGitHub,AWS,Node.js,Reactなどを使いこなしている人もゴロゴロいますね。

この層が社会に進出してきた時に、今プログラミングを勉強している大人が、ポジションを取られてしまう可能性は十分あるので、まだまだ学び続ける必要があるなと。

最後に: 当たり前ですが、「教える側」の力は必須です。

結局のところですが、プログラミング教育の義務化で、どう中高生が変化するのかは、はっきりとわかりません。

というのは、国がどういう教育方針、カリキュラムを組むのか、わからないんですよね。

でもこんな感じの教材を見ていると、少なくとも「体験から入って、プログラミングの可能性を見せる」というフローは期待できないかなと。

その中でも教える側の技術が大切なのは変わらないので、自分たちができることからコツコツ力をつけていくのがベストですね。

という訳で以上です。記事が少しでも参考になれば、幸いです。

2 件のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です