こんにちは、かわそん(@KKohey4)です。毎日コード書いてます。
このような疑問に答えます。
✔️本記事の内容
- アイデアをだす方法を3つ紹介
- アイデアと『実現性』は分けるべき
この記事を書いている僕は、年間50人以上にプログラミングを指導。
そこでは、アイデア出しから開発のサポートまでを行ってます。
そこで今回は、『アイデアを出す方法』を共有します。
3分だけお付き合いくださいませ。
目次
プログラミングのアイデアは3つの方法で出せます[再現性アリ]
結論からいきましょ。
下記の通り。
- しりとり
- マンダラチャート
- 2W1H
この方法には、いわゆる『再現性』があります。
つまり、「アイデアのためには、お風呂でゆっくり考えよう〜」っていうものじゃないです。
順番にみていきましょう。
しりとりを使って、アイデアを出す
下記の動画をご覧くださいませ。
「無限プチプチ」とか知ってますかね?
あれを作った方のtedプレゼンです。
しりとりと、分野を結びつけて、アイデアを出します。
これは例を出してみたほうがイメージつくかもしれませんね。
しりとりを使った例
僕はwebサービスが得意なので、そこを「分野」として固定しましょう。
しりとり開始です。
これと、結びつけます。
星×web→?→web上で星座書きたい
しか×web→?
かめ×web→めちゃノロイweb、ロード画面で亀が走る
無理やり書かなくてokです。
例えば、これを出している時、「ニッチな分野に尖ったシェアサービス」って少ないかもって感じました。
くだらないアイデアでいいですよ。
宝石が混ざっている時がある
これはいわゆる『数を打っている』パターンです。
というのは、完全に思いつきのアイデアを、大量に生産しているから。
何がいいのか。
たまーに宝石が混じっている時があるんですよね。
っていう。
無限プチプチとか誰得?って感じですが、でも、惹かれますよね。笑
マンダラチャートでアイデアをだす
(出展:マンダラート|目標設定にも使える一気に72のアイデアを出す発想法)
マンダラ状に、「必要なこと」を書き出していきます。
「必要なもの」っていう意味で、さっきのしりとりとはちょっと違いますね。
この方法は野球の大谷選手もやってまして、それが上の写真みたいなものです。
活躍に必要な要素が、分解されています。
プログラミングに合わせた例
とりあえず、アイデアに分解していく中で、全部プログラミングに着地させるのは難しい。
なので、
「プログラミングに着地したもの」
を狙い撃ちっていう感じがベストかなと。
例えば、僕の目標は「だらだら寝ないようにすること」です。
必要なことを、書き出します。
テクノロジー
身の回りの工夫、、、
さらに、それぞれに対して、思いついたことを書き出しです。
→12時には寝る、お酒はほどほど、、
テクノロジー
→うるさい目覚まし、カーテン開けるiot、眠り浅い時に起こしてくれるマクラ、半回転するベッド、、、
身の回りの工夫
→目覚ましを手の届かないところに、、、
こんな感じ。
気楽さには劣りますが、アイデアと具体的なアプローチが見つかります。
2W1Hでアイデアをだす
What、Why、Howに当てはめていきます。
why→なんで作るか
how→どうやって作るか
whyから始めよう
ここまで読んで、
って思うかもです。
だから、whyから始めましょう。
なぜ作るかという部分ですね。
これは体験ベースで、困った経験を洗い出すことで、見つかるはず。その不便を解消するためのサービスです。
なぜ5W1Hじゃないのか
なんで、2W1Hでいいのか。
実は、2W1Hを深掘りしていくと、5W1Hになっていくからです。
具体例をみてみましょう。
不十分な例
例えば、こういうサービスを思いついた人がいたとします。
why→自転車や車で、運動不足が問題になってるから。
how→アプリで計測
もし、僕がこれを相談されたら、いくつか指摘します。
競ってどうするの?
アプリだったら使えない人が出てこない?、、
みたいな。
そこで改めて考えてみると、、
「地域のコミュニケーションが少ない」
っていう問題が核にあることがわかったりします。
修正した例
これを踏まえて、どうなるか?
例えば、こんな感じ
why→コミュニケーションをもっととりたくて、でも忙しいからまずはオンラインで。
how→アプリで計測して、専用の掲示板にシェア。地域で報酬を用意して、それは直接渡します。このイベントに参加してくれた人は、ビールをあげます。
こうやって、どんどん「ブラッシュアップ」していくわけです。
もちろん正解はないので、
何回も誰かと話し合って、深めていくのがベストです。
プログラミングのアイデアを出している時に起きること
ちょっと、補足的なものを。
アイデアを出している時って、めちゃ起きることが2つあります。下記の通り。
- 技術ベースで考えてしまう
- 自己満なもの
最後に、サクッと紹介しますね。
技術ベースで考えてしまう
whyが先にくるんじゃなくて、howが先にくると、こうなります。
例えば、
みたいな。
順番が逆でして、この「置きにいってる感」からは、いいものってなかなか出てきません。
whatとかwhyがふわふわしてるので、これが「危険信号」だったりします。
自己満足のアイデア
これも多いです。
考えていく中で、「そういえばこのサービスは何の役に立つのか?」っていう視点が、落ちるんですよね。
もちろん、無限プチプチみたいになんかハマることもありますし、絶対にダメっていう訳ではありません。
ですが、割と戦略的にやっていかないと見てもらえないのも事実。
趣味じゃないなら、練りましょう。
最後に:プログラミング×アイデアの可能性は大きい
記事のポイントをまとめます。
- アイデアを出す方法を3つ紹介しました
- しりとり、マンダラ、2W1Hです
- 数を打った中に宝石が入ってる時が
- アイデアあるあるも紹介
- 技術ベースや自己満になってないか
こんな感じですね。
当たり前ですが、アイデア出しに、100%正しいやり方とかありません。
なので、ここで紹介した方法を試しつつ、ぜひ自分にあった方法を見つけてみてくださいね。
この記事から、ぶっ飛んだアイデアを出す方がいらっしゃれば、これ以上に嬉しいことはないです。
ではでは。
✔️参考